「嘘解きレトリック」10話 松本穂香“鹿乃子”の母がついたウソの理由に「優しさがこもった嘘だった」の声
宛の封書を郵便ポストに投函。鹿乃子はこれまでもフミに近況を知らせる手紙を出していたが、この時、初めて事務所の住所を書く。そんなある日、左右馬が稲荷を掃除していると婦人に声をかけられる。祝探偵事務所への行き方を尋ねる婦人を左右馬は鹿乃子の母・フミだと気づく。

左右馬はフミを事務所まで連れて来て、ビラ貼りから帰って来た鹿乃子は母と再会する。そして村を離れる鹿乃子にフミがウソをついた理由が判る…というのが今回のおはなし。
故郷の村を離れる際、フミは鹿乃子を抱きしめ「辛いことがあったら、いつでも帰って来ていいんだからね」と話したが、鹿乃子はそれがウソだとわかる。フミは「村に帰ってきても鹿乃子は辛い思いをする。
鹿乃子が辛い思いをするくらいなら、帰ってこないほうがいいんじゃないか」と考えてウソをついたのだった。
SNSには「送り出す時の言葉は優しさがこもった嘘だったんだ」「もう帰ってこないでの意味じゃなかった、村に帰ってきたら鹿乃子がまた傷付くから」「帰ってきてほしくないわけじゃなかった。嘘は分かっても嘘の理由までは分からないからね」など、フミの本心を知った視聴者からの投稿が相次いでポストされる。