竹野内豊主演『雪風 YUKIKAZE』2025年8月公開 超特報到着
生きて帰り、生きて還す――それが「雪風」にとって戦う意味となった。
さらに戦後は「復員船」として航海を繰り返し、外地に取り残された約13,000名を日本に送り返した。200名強の乗員が一度にその二倍三倍もの人々を救い、故郷に戻し続けた“縁の下の力持ち”「雪風」。
その後も賠償艦として、連合国側に引き渡され、再び駆逐艦としての役割を果たし、まさに戦争の後始末を背負い続けた「雪風」。
そして大阪万国博覧会が開かれた1970年。日本の戦後復興を見届けるように、その姿は異国の海に消えていった。そんな伝説の“不沈艦”「雪風」を、本作では、史実に基づいたフィクションとして甦らせる。
「雪風」の艦長・寺澤一利を演じるのが、映画やドラマに欠かせない、日本を代表する俳優である竹野内。

竹野内豊/photo:Maho Korogi
絶えず冷静に指示を下し、時には型破りな判断で激戦をくぐり抜けてみせるリーダーシップと、一般的な軍人像とは一線を画す、澄み切った人間性。様々な資料を基に生み出されたオリジナルキャラクターを、竹野内が見事なまでに演じ切る。
本作は2024年5月から6月に撮影を終え、現在はポストプロダクション中。