のん演じる加代子の80年代スタイルに注目『私にふさわしいホテル』
柚木麻子の原作を映画化した『私にふさわしいホテル』よりスタイリスト・中村のんがスタイリングを担当した、のん演じる加代子の5ポーズの写真が公開された。
本作は、新人賞を受賞したものの、文壇の大御所・東十条宗典(滝藤賢一)の酷評により不遇な新人作家・中島加代子(のん)が、大学時代の先輩で編集者の遠藤道雄(田中圭)の助けを借り、文壇でのし上がる痛快逆転サクセスストーリー。
80年代を舞台にした本作では、堤幸彦監督が信頼を寄せるスタイリスト・中村のんが手掛けたスタイリングが注目されている。この度公開された加代子の5つのスタイリングは、昭和の雰囲気を見事に再現し、作品の世界観を引き立てている。
まず1枚目は、加代子が“初”の新人賞を受賞した時のスタイリング。淡いピンクベージュのワンピースは、大きな白い襟が特徴的で、クラシックな中にも可愛らしさを感じる。
さらに、黒のストラップシューズを組み合わせることで、全体的に清楚で上品な印象を演出しつつ、どこか初々しい新人らしさも感じるスタイリングである。
2枚目は、加代子が山の上ホテルに宿泊した時のスタイリング。80年代を彷彿とさせるトラッドな要素と落ち着いた色味が印象的だ。