【ドラマニア】2024年総括! 心に残ったドラマキャラクター「勝手にベスト10」
「ブラックペアン」シーズン2

二宮さんが一人二役を見事に演じ切り話題となったこの作品。シーズン1の主役である手術成功率100%を誇る孤高の天才外科医・渡海征司郎と、今期の主役である世界で唯一冠動脈バイパス術の進化形・ダイレクトアナストモーシスを扱う天城雪彦は、視聴者の考察通り、やはり双子だった。しかし、二人は想像の斜め上をいく切ない絆で結ばれていて…。どちらか一方を生かすための心臓、そして技術――画面の前で涙した方も多いのではないだろうか。
3位:夏目響(芦田愛菜)
「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」

ある事件をきっかけに、愛する音楽の世界から退き、妻や子どもたちとも離れて暮らす道を選んだ世界的天才指揮者の父・夏目俊平(西島秀俊)と、5年ぶりに再会した娘・響(芦田愛菜)の心温まるホームドラマ。20歳という等身大の女の子の葛藤――夢と現実の狭間で生きる苦悩を芦田さんが見事に演じ切ってくれた。本作には幾度となくオーケストラの演奏シーンも登場するので、その躍動感も強く印象に残っている。
2位:神崎宏樹(田中圭)
「わたしの宝物」

“托卵”を題材に、大切な宝物を守るため、嘘を突き通すことを決意した一人の女性(松本若菜)