Netflix「ナイト・エージェント」も話題のアリエンヌ・マンディ、『TATAMI』監督が語る魅力
日本武道館での世界柔道選手権で実際に起こった事件をベースにしたモノクロ映画『TATAMI』から、イラン代表選手レイラ役のアリエンヌ・マンディの特別カラーカット&新場面写真が解禁となった。
女子世界柔道選手権で快進撃を続けるレイラ・ホセイニは、優勝を目前に国家から棄権を迫られる。
服従するか、戦うか。この複雑なキャラクターを演じたのは、ラテン系と中東系のミックスルーツを持つアメリカ人俳優アリエンヌ・マンディだ。

LGBTQIA+の人々が直面する愛、傷心、セックス、挫折と成功が繰り広げられるドラマ「Lの世界 ジェネレーションQ」への出演で一躍注目を集め、世界的ヒットとなっているNetflixシリーズ「ナイト・エージェント」シーズン2にも出演中。
そんなアリエンヌ・マンディにとって、『TATAMI』で主役を演じることには大きなハードルがあったという。
■日中はドラマの撮影、夜は柔道のトレーニング
ガイ・ナッティヴ監督が「レイラ役は、国際的な柔道チャンピオンに見えるほどタフで、流暢なペルシア語を話し、素晴らしい演技ができる必要がありました」と話すように、アリエンヌ・マンディはペルシア語で書かれた台詞をナチュラルに話し、一時も気が抜けない撮影現場での極限の演技と、最大の挑戦となるアスリートさながらの迫真の柔道シーンが求められた。