カンヌでパルム・ドッグ賞!実話に基づく法廷コメディ『犬の裁判』初夏公開
第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門へ正式出品され、“被告犬”を演じた犬がパルム・ドッグ賞を受賞し話題となった『犬の裁判』(原題:LE PROCES DU CHIEN)が、「横浜フランス映画祭 2025」での上映、初夏より劇場公開されることが決定。日本版ポスタービジュアル&場面写真4点が解禁となった。
負け裁判ばかりで事務所から解雇寸前のスイスに暮らす弁護士アヴリルは、次の事件では必ず勝利を勝ち取ろうと決意していた。そんなときある男から、かけがえのない伴侶で絶望的な状況にある犬のコスモスの弁護を依頼される。コスモスが3人の人間に噛みついたというのだ。

アヴリルは仕方なく、またも勝ち目のない犬を弁護することに…。法律で犬は“物”と見なされ、飼い主へ罰金1万フランとコスモスの安楽死を言い渡されるなか、犬が“物”ではないというアヴリルの主張が認められ、前代未聞の犬が被告となった「犬の裁判」が始まる…。

犬の命がかかった裁判を、にぎやかでかつコミカルに描きながら、人間と動物との関係に疑問を投げかける実話からインスパイアされた傑作法廷コメディ。
監督は、俳優・ダンサー・作家・演劇監督として多彩な才能を発揮しているレティシア・ドッシュ。