くらし情報『東工大、導電性ナノファイバネットワークを用いた透明導電フィルムを開発』

2014年7月10日 14:52

東工大、導電性ナノファイバネットワークを用いた透明導電フィルムを開発

東工大、導電性ナノファイバネットワークを用いた透明導電フィルムを開発
東京工業大学(東工大)は7月10日、簡便かつ安価な製造法で得られるフレキシブルで割れない透明導電フィルムを開発したと発表した。

同成果は、同大大学院 理工学研究科 有機・高分子物質専攻の松本英俊准教授、戸木田雅利准教授、坂尻浩一特任准教授、東啓介院生らによるもの。詳細は、「Materials Lettes」に掲載された。

透明導電フィルムは、光と電気を通すことのできるフィルム材料であり、ディスプレイや太陽電池などのデバイスで用いられている。現在、利用されている酸化インジウムスズ(ITO)はコストが高く供給量に限界があり、脆弱で曲げ耐性もないため、代替材料が強く求められている。

今回、エレクトロスピニング法によって作製される髪の毛の1/100~1/1000の細さを持つ繊維であるナノファイバをマスクとして、金属蒸着フィルムをエッチング処理することで、超薄型、軽量、フレキシブルかつ割れない透明導電フィルムを作製する方法を確立した。これまでに、ITOと同等となる80%の高い可視光透過率と、表面抵抗率が45Ω/sqの高い導電性を示す高分子フィルムの作製に成功している。同フィルムの表面には、アルミニウムナノファイバからなる導電性ネットワークが形成されており、ナノファイバとフィルムの密着性も良好である。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
子どもの教育アンケート
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2019 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.