2014年8月26日 15:31
ウェザーニューズが広島土砂災害の要因を分析、広島は週末に再び雨
また、産業技術総合研究所地質調査総合センターが公開している地質データから、広島県広島市は薄いピンク色で表示される「後期白亜紀(K2)の花崗岩」の分布が目立つ一方、高知市は灰緑色で表示されている「ペルム紀(P)の付加コンプレックスの基質」や白色で表示されている「後期更新世-完新世(H)の海成または非海成堆積岩」が広く分布しており、地質が異なることを指摘している。
さらに、広島市の航空写真には、やや傾斜が急な扇状地が写っており、これは過去に繰り返し土砂災害が発生したことを示唆しているという。
こうしたことから、同社は、地質が広島の土砂災害の大きな要因と考えられるとしており、暮らしている地域の地形や地域を把握するとともに、雨の強さに注意する必要があると呼びかけている。
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