2014年8月26日 17:51
富士フイルム、位相差AFや有機EL式EVF搭載の高級コンデジ「FUJIFILM X30」
富士フイルムは8月26日、コンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM X30」を発表した。発売は9月20日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は65,000円前後(税別)。
レンズ一体型のプレミアムコンパクトカメラ「FUJIFILM X」シリーズの新モデル。コンパクトカメラとしては大きな2/3型の光学ローパスフィルターレス「X-Trans CMOS II」センサーを撮像素子に採用する。
新開発の有機EL式「リアルタイム・ビューファインダー」を電子ビューファインダー(EVF)に採用したのが大きな特徴。EVFの課題とされていた表示タイムラグが0.005秒まで短縮されており、快適な撮影が楽しめるようになっている。また、新設計のファインダー専用レンズを採用することで、ズーム搭載のコンパクト機としては最大となる表示倍率0.65倍が実現された。
AFは、撮像素子上に位相差センサーを配置する像面位相差AFを採用。高速画像処理エンジン「EXRプロセッサーII」との組み合わせにより、レンズ一体型デジカメでありながら最速で0.06秒と高速なAFを実現する。また、レンズは広角側でF2.0と高い開放値のフジノンレンズを採用。