2020年2月29日 11:30
夏木マリ、過去に"おばあちゃん役"希望の理由…最新作ではたっぷり恋愛
――芸能界のリアルな部分を覗き見ている感覚もありました。実際に「あるある」と思ったところはありましたか?
世の中のフォロワーに影響されていく、(中島)美嘉ちゃんが演じる歌手のsayoなんて、まさにそうですよね。表に立ってる人間には、少なからずそういうところもあるから、観てくださってる方も面白いのではないでしょうか。
――池田エライザさん演じるなつめたちも、SNSを利用しつつも気にして振り回されてしまうところがありましたよね。一方で、リミやエリコ達は自分を疑わずに進んでいく姿が対比的にも見えました。
なつめたちは、生まれた時からSNSがある人たちですからね。私たちは、SNSを気にしなくても生きていける世代。作中の大人たちは経験で人生の選択をしてきたので、自分らしさをもっている。
若い人たちはまだ自分らしさを見つけているところなんだと思います。
――夏木さんご自身もTwitter、Instagramをされていますが、どういう感覚ですか?
もう、ゲームよね。私はインスタを始めてから、ゲームをやらなくなりました(笑)。今まで通りすぎていたものがシャッターチャンスになるし、視点が広がりました。