2020年2月29日 11:30
夏木マリ、過去に"おばあちゃん役"希望の理由…最新作ではたっぷり恋愛
TOKYOに生きている人たちの姿がリアルに見られるし、きっと海外の方が見たいような風景もたくさん入っていると思います。
――夏木さんは、「東京」についてはどういう思いを持たれているんですか?
私は、とにかく東京が好きです。年を重ねて、「田舎もいいかな」と思う時もあるけど、東京で育っているので、ビルや夜景が好き。まさにこのドラマで出てくるような夜景を見ると、非常に落ち着くという女です。だから南の島とかいっても、そんなにゆっくりもしない。時間軸が早く回る日常なので、3週間も4週間も休みを取ったら、東京に帰りたくなっちゃうのよね(笑)。
○■意識的に希望していた「おばあちゃん役」
――『FOLLOWERS』では、エリコと季生の恋愛も素敵でした。
この頃、様々な作品でおばあちゃん役ばかりを演じていたので、ちょうど、「女子力を上げなきゃ」と思っていたところでした。
エリコではラブストーリーを演じることもでき、撮影はとても楽しかったです。
――おばあちゃん役を意識的に演じていた、というのはどういう理由からだったんですか?
キャリアが長くなると、地上波のドラマで演じる役は、女として生きていく時間が描かれない、”主人公の母”などが多いんです。