くらし情報『プレミアガセリ菌、脳腸相関を介し便秘やストレスを改善 - カルピスが確認』

2014年9月9日 09:00

プレミアガセリ菌、脳腸相関を介し便秘やストレスを改善 - カルピスが確認

「神経活動の変化」では、電極を使用し、プレミアガセリ菌を摂取したCRF(副腎皮質刺激ホルモン放出因子)誘発下痢モデルラットの迷走神経求心枝と骨盤神経の活動電位を測定したところ、腸からの情報を脳に伝える腸迷走神経求心枝活動の上昇を確認したほか、ストレス負荷時に腸機能を司る骨盤神経活動の回復を確認したという。これらの働きが、便秘や下痢症状の改善に貢献していると考えられるという。

「遺伝子発現変化」では、同様にプレミアガセリ菌を摂取したモデルラット群と摂取しないラット群に対し、CRFを投与後、4時間における各臓器内での遺伝子発現の変化を測定。大腸の中でも口から遠く肛門に近い部分となる「遠位結腸」では、プレミアガセリ菌を摂取していないラットと比較し、炎症に関わる遺伝子の発現が大きく減少したほか、水分の移動に関わる遺伝子の発現が抑制される結果となった。これらの働きが、下痢症状の改善に影響し影響しているという。

「脳内血流量の変化」の測定は、プレミアガセリ菌を摂取した「ストレスを自覚する成人」を対象に実施。摂取期間前後において、脳の基底核の血流を画像化して測定したところ、ストレス応答や自律神経活動に関わる基底核の血流が抑制されており、摂取後では活動が相対的に低くなることを確認した。

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