2014年10月1日 08:30
会社員でなく技術者でありたい人へ"働く場"をつなぐ、MCEAの「PE-BANK」
開発の傍ら、営業経験のないエンジニアに新規開拓しろというのも酷な話だ。また、コンプライアンスの問題でそもそも個人とは契約できない企業も少なくない。
フリーランスという立場に憧れはしても、会社勤めしか知らない立場ではリスクの大きさは、はかり知れない。冷静に考える人ほど一歩踏み出すことに躊躇するのは当然だ。こうした課題を解決し、スキルを持つエンジニアをニーズに合った現場と結びつけているのが、MCEAのPE-BANKだ。これについて、同社代表取締役社長・齋藤光仁氏、業務管理部取締役・寺田晃氏に話をうかがった。
○独立開業って難しい?
PE-BANKのサービスの中核は、同サービスに登録されたエンジニアと、企業から寄せられた開発案件をマッチングすることだ。しかし、一般的に想像される人材派遣や当事者同士がお互いを探すビジネスマッチングサービスとは大きく異なる部分が2つあると、寺田氏は説明する。
ひとつはMCEAの営業担当が企業とエンジニアの間に立ってマッチングを行うこと。ミスマッチを避けながら、様々な規模・分野の案件に安心して関わることができる。
そしてもうひとつは、エンジニアとMCEAが企業からの案件を”共同受注”という形で請け負うということだ。