くらし情報『どこでもサイエンス (35) 祝・日本のお家芸・青色LEDがノーベル賞』

2014年10月8日 13:00

どこでもサイエンス (35) 祝・日本のお家芸・青色LEDがノーベル賞

20世紀は「電球」の世紀なら、21世紀は「LED」の世紀だなんて言い方もあります。信号機の回の時にもお話しましたが、いままでの電球より一桁少ないコストで使える。これは、ありがたいことですな。同じことは、開発途上国にもいえることで、LEDのおかげで、電球よりずっと安いコストで子供たちが勉強できるのですなー。すばらしい。とノーベル財団は言っております。

さて、青色LEDの発明に至る歴史をいくつかのポイントをまとめておきますね。

1874年 ダイオードの発明(ブラウン)
1875年 ガリウムの発見(ボアボードラン)、フランスの古い名前ガリアにちなむ
1931年 半導体理論の確立(ウィルソン)
1947年 トランジスタの発明(ショックレー、バーディーンら)→ノーベル賞
1962年 (赤色)発光ダイオードの発明(ホロニャック)
60-70年代 高輝度赤色/緑色ダイオードの発明(西澤潤一)
1972年 黄色発光ダイオードの発明(クラフォード)
1986年 青色発光ダイオードの実現、窒化ガリウムによる(赤崎、天野)
1993年 青色発光ダイオードの量産実用化(中村)→赤崎、天野とともにノーベル賞
2003年 紫外発光ダイオードの実現、酸化亜鉛による(川崎)

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