2014年10月10日 23:44
山田祥平のニュース羅針盤 (35) 新「YOGA」に見る、パソコンの存在感を取り戻そうとするレノボ
大新聞に全面広告を出したり、テレビスポットを打つ予算があれば、そのコストで、もっと工夫したイベントやSNSでの活動ができるはずだとも。以前、ここで紹介したレノボの海の家などはその一環としてのマーケティング活動だ。
レノボは行動する人をサポートする会社でありたいとし、そのことをスノボゲレンデや海水浴場で表現してきた。今回もご多分にもれず、10/31に渋谷の街のハロウィンをジャックする「Lenovo Presents SHIBUYA HALLOWEEN 2014」(シブハロ2014)を展開する。
主要な渋谷のポイントとして渋谷109、PARCOに特設ステージを設置、さらに、夜は夜で主要なクラブ10箇所、それぞれにスペシャルゲストなどを招いてYOGAの存在をアピールするということだ。詳細は、レノボのTwitterアカウントやフェイスブックなどを参照してほしい。
実際、今のパソコンは、その存在自体があまりにも普通になりすぎて、人々の興味をひく対象ではなくなりつつもある。冷蔵庫やエアコンの新製品が出ても、誰にも響かないのと同じような状況になってきているわけだ。
製品そのものにどんなに魅力があったとしても、クチコミを起こすきっかけは必要だ。