2014年10月21日 08:00
つらい生理痛とサヨナラするための上手な鎮痛薬の飲み方
だ。
○飲みすぎて効力が弱まることはない
痛みがあるにも関わらず、鎮痛薬を飲まないようにしている人も中にはいるかもしれない。そういう人は、「鎮痛薬を飲んでいると、だんだんと薬が効かなくなっていざというときに効果が出なくなるので、我慢している」と思っているかもしれないが、これは間違い。
「『飲みすぎると薬が効かなくなる』と気にしている人もいますが、1カ月のうちの数日間なら、自分に合った薬を用法や用量を守って服用していればそのような心配はありません。薬の箱や添付文書などに書いてある注意書きをきちんと守ることが大切です」。
無理に痛みを我慢して数日を過ごす方が心と体に負担をかけてしまうので、痛みがあるならば鎮痛薬を使用したほうがよいとのこと。薬局にはたくさんの鎮痛薬があり、有効成分もいろいろあるため、他に使用している薬や持病などを薬剤師や登録販売者と相談しながら選ぶのがお勧めだ。
○痛みが続くようなら医師の判断を
心強い味方になってくれる鎮痛薬だが、頼りすぎは禁物。
服用を続けていても生理痛があまりに長く続く場合は、病気などの疑いも考えられる。
「生理痛の場合、鎮痛薬が必要なほど痛いのは大体3日前後と言われています。