くらし情報『対談! 日本のものづくり - プロトラブズが国内有識者と探る (17) ソニー Smart Tennis Sensor企画開発担当者 中西吉洋氏(後編)』

2014年10月22日 07:30

対談! 日本のものづくり - プロトラブズが国内有識者と探る (17) ソニー Smart Tennis Sensor企画開発担当者 中西吉洋氏(後編)

「ソニーがこういう物を出してきた。良くやった」という声を頂けました。

パン氏:それは嬉しいですね。ラケットのどこにどう当てたのか、このセンサーでほぼリアルタイムで具体的に分かるようになれば、自分では気がつかなかった癖を直せるようになると思います。

中西氏:「分からなかったことが分かる」ことが、ひとつの階段だと考えています。そもそも、テニスは上達が見えにくいんですよ。試合をして勝っても、相手が悪かったのか、こちらが上達したのか、いまいち分からない。しかし、データを貯めていけば、スイング速度が増してきた、スピンがかかるようになったというように、プレイヤーが自分の上達を振り返ることができるようになります。
これはコーチの方々にも好評頂いているポイントの一つですね。

パン氏:ということは、一人でもデータを見ながら自己分析できるのですね。それでは、すでに外から見ているコーチにとってはどうなのでしょう。この製品に対するコーチのコメントは、プレイヤー自身のそれとは異なるのでしょうか?

中西氏:面白いことに全然違います。コーチの方は、教えるときの裏付けになると言っています。これまでは「真ん中に当たっていない気がするよ」

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