2014年10月27日 10:21
ライオン、プライベートDMPの導入でOne to Oneマーケティング実現を目指す
(保坂氏)
同社はこれを実現するため、新たなデジタルマーケティング戦略の軸として、「オウンドメディアの再構築」と「アーンドメディアの活用」「ペイドメディアの運用」「社外パートナーとの取り組み」の4つを掲げる。その中心となるのが、「新生活情報メディアのLidea(リディア)」と「DMP構築によるデータの一元化」だという。
Lideaとは、ライオン快適生活研究所と「暮らしのマイスター」により、オーラルケアやヘルスケアなど調査・研究により創出した情報を発信する新たなオウンドメディア。これまで多くの自社Webサイトに点在していたコンテンツを集約・統合し、生活者に有益な情報を提供することで、検索エンジンからの流入やソーシャルメディアでのシェアなど、生活者とインクラクティブなコミュニケーションを実現するプラットフォームとしての役割を担う。
そして、同メディアと紐づき、生活者の消費行動データの収集・分析やマーケティング施策への活用を支えるのがDMP(データマネジメントプラットフォーム)だ。○デジタルマーケティング戦略を支えるアドテクとは
保坂氏によると、従来、生活者が「いつ・どんな広告を見て購買に至ったのか」