くらし情報『明治安田生命、VMwareのコンサルと製品活用でプライベートクラウド構築』

2014年10月30日 11:42

明治安田生命、VMwareのコンサルと製品活用でプライベートクラウド構築

神戸氏によると、明治安田生命のプロジェクトでは、アセスメントに2ヵ月、ルール構築に6ヵ月を費やしたそうだ。

今回、5年間の試算を行ったところ、以下の効果が見込まれている。

サーバ仮想化比率を現在の57%から67%に向上、統合率を現在150%へ向上。これにより、年間の設備投資コストが3分の1に削減される見込み。
2014年度までに23システム、785台のサーバをMYクラウドに仮想化して集約し、2017年度までに、さらに350サーバを集約する方針。
視認性向上により、仮想サーバの稼働状況管理やトラブルシューティング時間を約30%削減、管理者当たりの仮想マシン数を65台から96台へと約30%向上。
5年間でTCOを約60%削減。

明治安田生命は、プライベートクラウド基盤構築の第1フェーズとして、基幹システムの移行をすでに完了しており、第2フェーズでは、その他のシステム、明治安田生命グループ関連会社の各システムを2018年3月までの4年間で順次移行する予定だ。
また、クラウド基盤にVMwareのネットワーク仮想化プラットフォーム「VMware NSX」を融合し、自動化の促進によるビジネスの俊敏性向上も検討している。

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