2014年11月11日 05:23
シボレー「コルベット」改良モデルは新開発の8速ATを搭載、燃費性能も向上
ゼネラル・モーターズ・ジャパンは、新開発の8速ATを搭載した「シボレー コルベット」の改良モデルを発表した。この8速ATはデュアルクラッチ・トランスミッションに匹敵するパドルシフト操作が可能。12月20日から全国のシボレー正規ディーラーネットワークで販売開始する。
アメリカを代表するハイパフォーマンスカーである「コルベット」は、今春にボディやエンジンを含むすべてを刷新した第7世代の新型が登場し、日本でも高い評価を得ている。今回の改良では、新たにGMが開発したハイドラ・マチック8L90型パドルシフト付き8速オートマチック・トランスミッションが採用された。
この8速ATは従来の6速ATと同程度のコンパクトさで、アルミやマグネシウムを多用したことにより、6速ATより4kgも軽量化されている。GMはこのトランスミッションのために24件もの特許を取得したという。
燃費性能も向上しており、この8速ATを搭載した「コルベット」は従来の6速ATのモデルよりも燃費が3.5%向上している。
パフォーマンス面では、デュアルクラッチ・トランスミッションに匹敵する変速スピードを実現。フル加速時にはポルシェ「911」