2020年6月4日 06:00
木村匡也&ホリプロ所属アナ、リモートナレーション録音に手応え「すごい現場」
と画期的なシステムに驚き。「離れていてもリアルタイムで演出の指示をいただけるのはありがたいです」といい、木村の使用した高音質のマイクを見て、「これからのアナウンサーは、(アナウンス)技術や人脈だけでなく、IT環境がそろっているからこその専門性も必要になってくるんだろうなと思いました」と感化された様子だ。
そして、田添は「こんなに短時間にできてしまったことが素晴らしいなと思いました。また、同じ画面を共有した中でも、それぞれの皆さんが持っている感性が集まって1つの形になるのはすごいなと思って拝見しました」と感心していた。
○■“声”が新しいインターフェースに
今回のテストナレーション録音は、清川氏が代表を務めるエイティーエイト社とホリプロの映像事業部プロジェクト(S-Lab)との業務提携の取り組みのキックオフという位置づけ。ホリプロの前川謙一プロデューサーは「スタートアップ企業と新しい価値を提供する“S-Lab”というプロジェクトの一環でやっています。ホリプロにはアナウンス室(HAP)を含めいろんな声の持ち主がいるので、今後さまざまな形に広げていければ」と構想を語る。
清川氏は「人類の文字伝達におけるコミュニケーションは、筆記からタイピング、フリックへと進化しましたが、今ではスマートスピーカーなどの普及で“声”が新しいインターフェース(=接点)