くらし情報『20代・30代でもなってしまうことがある「更年期障害」とは?』

2014年11月25日 18:37

20代・30代でもなってしまうことがある「更年期障害」とは?

卵巣の中にある卵胞が減るとともに女性ホルモンの分泌が減ると、脳はホルモンの分泌をうまくコントロールすることができません。1年以上生理がなければ「閉経」といい、卵巣から女性ホルモンがでなくなります。その後、女性ホルモンは皮下組織から少量産生されるようになります。

また、女性ホルモンが出なくなることに加え、40代ごろに迎える人生のさまざまな出来事に大きなストレスを感じたりすることで、自分の意識で働くことのない自律神経のバランスが乱れて体調や心身の不調が出やすくなります。よく見られる諸症状とは、突然起こる顔のほてり「ホットフラッシュ」、大量の汗が噴き出る「スウェッティング」、手足の冷え、精神的な症状など多岐にわたり、これらの症状によって日常生活に支障があることを「更年期障害」といいます。

○ホルモンバランスの異常によって、「若年性更年期障害」に

若年性更年期障害といわれている病態は医学的には「卵巣機能不全」といいます。これは、女性ホルモンが活発に分泌しているはずの20代から30代くらいの女性でも、生理が来なくなったり、自律神経が乱れたりと通常は40代以降の女性がなりやすい更年期障害の諸症状が現れてしまうことを総称しています。

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