2020年6月21日 10:00
ジャルジャル、36歳でさらにお笑いが楽しく「ネタが尽きないと気づいて…」
福徳:いやあ、本当に楽しいです。正直、20代の頃は「いつかネタが尽きるんじゃないか」という不安もあったんです。でも36歳になって「どうやら尽きないんだな」と気付いた(笑)。そう気付いたら、より楽しくなりました。
後藤:僕らは、そんなにストイックじゃないので。これもいいんじゃないかと思っていると、なんぼでもネタができてしまう。ハッピーですね(笑)。
●『めちゃイケ』出演時の苦悩と転機
――2003年にコンビを結成されてから、17年。
お二人が楽しんでネタをやっていることが見ているこちらにも伝わってきますが、そんな中でも苦しかった時期はありますか?
後藤:「売れたい」という気持ちがあるけれど、「売れるってどんなことなんだろう」と思ったり、そこに向けて何をやったらいいのかわからないという時期は、しんどかったですね。20代はひたすらいろいろなことをやってみましたが、それがどこに向かっているのかがわからなかった。『めちゃイケ』にも出させていただきましたが、僕らは力になれていないんじゃないかと思うこともあって、苦しかったですね。突破口になったのは、M-1で決勝まで行かせてもらって、ネタに対するお客さんの反応を大きく感じられるようになったことだと思います。