2020年7月3日 12:00
ソロシネマ宅配便 第10回 岡田准一、規格外の身体能力とガチの戦闘力を発揮 - 『ザ・ファブル』
だ。『週刊ヤングマガジン』で連載中、公開時のコミックス累計発行部数400万部の人気漫画を江口カン監督が映画化。
伝説の殺し屋“ファブル”が、1年間の休業生活へ。ボスから偽名を与えられ普通の社会生活を送ろうと、新しい土地で清水ミサキ(山本美月)との出会いや、様々なトラブルに巻き込まれながらも、いい感じにくたびれたTシャツ姿で「誰も殺さない日常」を生きるのである。
もうこの設定だけで間違いなく面白そうだが、主役のファブルこと佐藤アキラに岡田准一を抜擢。原作の佐藤の恐ろしい強さをCG等でごまかすのではなく、岡田はトム・クルーズばりに己の肉体で演じきっている。
○■岡田への絶賛「とにかく記憶力とプロ意識が高い」
しかも、今作はフランス特殊部隊仕込みのアクション・コーディネーター、アラン・フィグラルツも初めて日本の映画に参加した。そのハリウッド大作も多数経験してきた、一流のファイトコレオグラファーが「ジュン(岡田)は特別。
とにかく記憶力とプロ意識が高い。体のしなやかさも抜群だ」と絶賛。なお、岡田自身も重要な戦闘シーンの殺陣をつけ、ファイトコレオグラファーとしてクレジットされている。
岡田の体つきは以前よりも控え目に見えるが、今回は「見た目は舐められやすいが実際は異常に強い」