くらし情報『日本のラーメンは水戸黄門から!? 茨城県「水戸藩らーめん」は素材もスゴい!』

2014年12月12日 11:00

日本のラーメンは水戸黄門から!? 茨城県「水戸藩らーめん」は素材もスゴい!

(950円)である。レシピといっても、材料は書いてあったが手順はない。それを試行錯誤してかたちにしたのだ。

レシピに則り、麺には茨城県の地元特産品であるレンコンを混ぜ込んでいるため、麺が焦げ茶色というか濃い灰色のめずらしいラーメンとなっている。麺の見た目は、蕎麦のようにも見えなくない。

○チャーシューはシイタケとともに

現在は川崎製麺所に水戸藩らーめん会の事務局があり、水戸市内近郊、および三鷹市、京都太秦に麺を提供している。各店舗ではこの麺にスープや具材を工夫して組み合わせ、独自の水戸藩らーめんを作っている。

「金龍菜館」では、スープに塩漬けの豚の腿「火腿」の金華ハムと醤油だしを使用。
塩漬けの塩が醤油に溶け込んで、塩ラーメンと醤油ラーメンの中間くらいの薄い色をしたスープに、特製のレンコン麺が浮かんでいる。スープの香りはとてもよく、あっさりした食欲をそそる香りだ。

具材はシイタケ、メンマ、チンゲンサイ。そして、「どーんと大きくて見栄えもいいように」と語る店長で2代目の遠藤晋(すすむ)さんの言葉通り、どーんと大きめのチャーシューがのっている。シイタケが入るのは儒教のゆえんで、肉には必ず兄弟分として一緒になっているという。

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