2020年7月12日 07:00
超大型新人・NiziUを生んだオーディション番組『Nizi Project』の“ガチさ”
そんな背景を知るだけでも、力の入りようは当たり前なのかもしれない。でも、それだけではない“ガチさ”が確かにあった。
まずはその規模。「日本版TWICEの誕生を目指す」という触れ込みで、集まった応募者の数は1万人超え。ちょうど今から1年前の19年7月から8月にかけて、日本国内8都市、ハワイ、LAを含めた全10カ所で開催され、その模様から番組では追っていた。
もちろんそこには、NiziUメンバー9人の初々しい姿も。韓国でJYP練習生としてレッスンを積んでいたマコ、リマ、ミンヒの3人は、初っ端からレベルの違いを見せていたし、ダンスや歌がまだぎこちなくも出だしから印象に残るニナやアヤカもいた。
○■世界ヒットを見据えた企業戦略
こうしたダイヤの原石探しから、JYPの代表で、ダンサーでもありシンガーソングライターでもあるJ.Y. Park氏の姿もあった。
現場に足を運び、まずは可能性のある選抜メンバー26人をJ.Y. Park氏がどういった視点で選んでいくのか。そんなプロデューサー目線も丁寧に伝えられながら、何より「応募者の女の子たちの人生を大きく変える責任感を持っている」という気概すら感じられた。