近年、赤ちゃんを妊娠するための前向きな活動を指す「妊活」という言葉が、メディアなどによく登場するようになりました。現代女性は、避妊についての知識は十分に持っていても「どうすれば妊娠するか」は意外と知らないもの。まだ結婚や妊娠・出産を考えていない人も、将来に備えて、妊娠するために行うべきことを知っておきましょう。
○まずは、妊娠しやすい生活・体づくりをすること
妊活の基本は、規則正しく健康的な生活をすること。もし体を妊娠から遠ざける原因があれば取り除き、生活を改善していく必要があります。
現代女性に多いとされ、不妊の原因の一つと考えられているのが、体全体の「冷え」。血行が悪くなると、卵巣に十分な酸素や栄養が届かず、妊娠もしにくくなります。冷え性の人は、薄着を避け、体を温める食事をとり、毎日お風呂につかるなど改善に努めましょう。
適度な運動習慣も、血流をよくし、生殖器官の働きをアップさせてくれます。
またあまり知られていませんが、痩せすぎるとホルモン分泌が少なくなり、太りすぎるとホルモンバランスが崩れがちになるため、妊娠しにくくなる傾向があります。できる限り適性体重に近づけておくことが大切です。