2014年12月23日 00:00
お通しは毛ガニの半身、続いて大舟盛!? 札幌の居酒屋が豪快すぎてビビッた!
甘味とうま味が凝縮されたカニの身と、まったり濃厚なカニミソとがよく合うこと。カニの身とカニミソが相性占いに行ったなら、きっと相性100%は確実だろう。毛ガニのトゲがちょっと指に刺さって痛かったことなんてもう過去のこと。そんなこと忘れて、毛ガニと過ごす誰にも邪魔されない幸せな時間! こんなぜいたくなお通しが居酒屋にあるなんて。
○舟盛屋の神髄、豪快な舟盛りの登場
一心不乱に集中した毛ガニタイムが終わる頃、とうとうこの時が来た。わが港(テーブル)に舟がどんぶらこ。こぼれんばかりに刺身をのせた舟がどんぶらこ。刺身がのった舟を重そうに持つ店員の登場に、歌舞伎の大向こうよろしく叫ぶ。
「よっ! 舟盛屋っ!!」
舟にのるのは、北海道各地から届いたものを中心とした魚介類。タイにヒラメにサーモンに、世が世なら浦島太郎でもビビるはず。他にも、イカやマグロや甘エビも。数えてみると、約20種の魚介類。あえて"約"をつけたのは、もしかしたら隠れて数えきれていない刺身もあるんじゃないか、と思ったからだ。本日、2回目の豪快体験! 食べても食べても舟の底が見えてこない!! どこから食べても、どこまで食べても、刺身! 刺身!! 刺身!!! どう見たってこの舟、過積載である。