2014年12月23日 08:00
学生ローンを借りてまで食を探求 - ノルウェーの料理研究家の働き方
という料理番組は放映回数100回を超えています。また、オスロには共同レストランも経営していますし、コンサルタント業もしています。「フッティルーテン」というノルウェーの沿岸を巡るクルーズ船のメニューも監修していますが、この船には日本からの観光客も多いと聞いていますよ。
■現在のお給料は以前のお給料と比べてどうですか?
大学時代からこの仕事を続けて、幸運なことに仕事が絶えたことはないのです。ですので、年収はかなりあります(笑)。日本人の平均年収はいくら? うん、10倍はあるかな(笑)。
■今の仕事で気に入っているところ、満足を感じる瞬間は?
キッチンとコンピュータを行ったり、来たりしているときです。料理しながら、物を書くのが一番楽しい。
あとは、いろいろなところに旅をして、知らない味を探し当てたときがこの仕事をしていて一番嬉しいときです。今回、日本で見つけたおいしい味は焼き鳥屋で食べた「ギンナン」、銀座の日本料理店で食べた「鳩の脳味噌」、福井県の人に紹介された「塩うに」です。
■逆に今の仕事で大変なこと、嫌な点は?
英語のことわざに「まともな弁護士なら、自分のことで訴訟は起こさない」