2014年12月24日 11:59
インフルエンザ流行期突入! - 予防策や症状、処方薬を学んで負けない体を
だが、ワクチンが効かないような新型インフルエンザは別として、毎年発生する季節性のインフルエンザにはさまざまな予防策がある。
ライオンのヘルスケアマイスター・山岸理恵子さんにインフルエンザ対策について伺ったので、まずは今日から実践できる簡単なものから紹介しよう。
○予防策の基本は手洗い、うがいにあり
対策1 手洗い、うがいをしっかり行う
手洗いは石けんを使って、爪の間などまで丁寧に洗うように心がけよう。洗い終えたら流水でしっかり洗い流し、清潔なタオルで水をふき取ることもポイントだ。うがいには、口の中やのどについた微生物を洗い流す効果が期待できる。帰宅時に行うよう習慣づけるなど、自分なりのルールを決めて実践するとよいだろう。
対策2 50~60%の湿度を保つ
ウイルスは一般的に低温で乾燥した空気を好む上、乾燥はのどの防御性能を弱めてしまうため、インフルエンザに感染しやすくなってしまう。加湿器などを有効活用して、常に50%~60%の湿度を保つように心がけよう。
対策3 人ごみを避ける
インフルエンザの流行期は、繁華街や混雑している駅などの人ごみをできるだけ避けることも大切。インフルエンザウイルスは、くしゃみ1回で3~5メートルも飛散するからだ。