2014年12月31日 18:25
Windows 10の開発状況を探る - 阿久津良和のWindows Weekly Report
Windows 8.1ベータはもっとも低い数値を示しているものの、Windows 10テクニカルプレビューは4つの中でも好成績を収めていることから、使用頻度の高いPCにインストールしているユーザーが多いことがわかるだろう。
これらの情報分析にはクラッシュログに代表される自動レポート送信機能や、Windows Feedbackによる手動送信情報を用いているが、Aul氏は「トリッキーなバグを捕まえられる。希な例ではエクスプローラーのOneDriveアイコンが、Outlookアイコンと置き換わってしまうバグも見付けた」と語っている。Microsoftは過去のベータ版OSでもWindows Feedbackを用意してきたが、パブリックなプレビュープログラムにおいてはフィードバックの数も段違いなのだろう
さらに最初のパブリックプレビュー版となるビルド9841から、10月のビルド9860、11月の9879の3ビルドをもとに、一意的なレポート(フィードバック/バグ報告)数をグラフで示している。ビルド9841を例にあげれば、1,000を超えるレポートをMicrosoftは受け取り、そのうち800近くのバグやミスを修正した。