2014年12月31日 18:25
Windows 10の開発状況を探る - 阿久津良和のWindows Weekly Report
3ビルドを合計すると修正点は1,300を超えたそうだ。
ただし、レポートの中にはUX改善といったバグ以外の報告も少なくない。例えば「エクスプローラー起動時に最初に開くフォルダーを選択するオプション」のリクエストが多かったという。その他にもエクスプローラーの「Home」に加わった参照ファイル/フォルダーの列挙を無効にする機能の有無、アニメーション効果の有無なども含まれるが、Aul氏は「公開するタイミングを待っている」と述べるにとどまっている。最終的な判断結果は2015年1月のコンシューマープレビューで明かされそうだ。
筆者はまだ経験していないが、Windows 10テクニカルプレビューでも、BSoD(BlueScreen of Death)が発生する報告例を、ユーザーモードとカーネルモードに分けてグラフで示している。多発しているのはビルド9879にパッチを当てた環境だそうだ。横軸の説明がないため詳細は不明だが、ユーザーモードは最大で9パーセント程度、カーネルモードは最大で32%程度に達している。
Aul氏は比較的高いBSoD発生率についてユーザーに詫びつつも感謝し、「Windows 10リリース時は岩のように固くなる」