くらし情報『CES 2015 - 狙うは「グローバル・ニッチ」市場、スマホ連携スノーボードを展示するCerevoブース』

2015年1月8日 08:00

CES 2015 - 狙うは「グローバル・ニッチ」市場、スマホ連携スノーボードを展示するCerevoブース

CES 2015 - 狙うは「グローバル・ニッチ」市場、スマホ連携スノーボードを展示するCerevoブース
ネット家電ベンチャーのCerevoは、アメリカ・ラスベガスで6日(日本時間7日未明)開幕した展示会「2015 International CES」で、スマートフォン連携型スノーボード用品「XON(エクスオン) SNOW-1」の試作機などを展示している。

SNOW-1は、スノーボードとブーツを固定する「バインディング」と呼ばれる器具にセンサーやBluetooth通信機能を搭載し、滑走中のボードのしなりや荷重のかかり方、ルートなどを記録できるもの。既報の通り、CESの直前イベント「Unveiled」にも出展され、開幕前から各国の取材陣の間で話題となっていた製品だ。

Cerevoはこれまで、PCのない環境でもインターネットに映像を配信できる機器「LiveShell」や、モバイルガジェット用の周辺機器などを開発・販売してきた。スポーツ向けの製品はSNOW-1が初となるが、同社代表取締役CEOの岩佐琢磨氏は「Cerevoは『コネクテッド・ハードウェアで生活をもっと便利に・豊かにする』をスローガンにしており、そこから生まれたのがたまたま映像機器などだっただけなんです」と話し、製品カテゴリとしては新しいものの、従来と異なる事業分野への進出という感覚はないという。

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