2015年1月14日 08:48
「Firefox 35」正式版公開、HelloのUI改善、マーケットプレース利用可能に
米Mozillaは1月13日(現地時間)、Webブラウザ「Firefox」バージョン35の正式版をリリースした。リアルタイムコミュニケーション機能「Hello」を会話ルーム型のユーザーインターフェイスで使用できるようになり、またFirefox Marketplaceのベータ版にアクセスできるようになった。その他にもたくさんの新機能を備えたアップデートになっている。
Helloは、Firefox 34で追加されたWebRTCベースのビデオ/オーディオ・チャット機能だ。プラグインは不要。特定のサービスやプラットフォームに縛られることなく、WebRTC対応ブラウザ(Firefox、Chrome、Opera)ユーザーとのリアルタイムコミュニケーションが可能になる。Firefox 35でビデオチャットに誰かを招待すると会話ルーム型のウインドウが開く。相手が招待を受けるのを待つ間に他のWebサイトを利用でき、相手が会話に入ってきたらHelloアイコンの色が変わり、オーディオ通知が鳴る。
従来よりも分かりやすく、効率的に利用できる。また会話ごとに名前を付けて、会話を管理できるようになった。
同じくFirefox 34で導入された新しい検索ボックスのユーザーインターフェイスも改善されており、より多くの地域のサービスをサポートする。