2015年1月23日 14:00
特殊スーツで巨大アナコンダの体内に潜入! 米国で話題の番組が日本初放送
今回、そのアナコンダを求めて同地を訪れた。これまで捕獲されたアナコンダの最大記録は7メートル50センチ。彼が遭遇したものは、それよりもさらに巨大なものだという。
撮影ポイントは、地元の人々が「floating forest」(浮遊する森)と呼ぶアマゾンの深奥の秘境で、別名「禁断の地」。人食いヘビの伝説や不気味な逸話が数多くある危険地帯で、世界最大級のアナコンダが生息し、野生で観察できる数少ない地域の1つとされている。ここで撮影班が60日にわたって密着し、ロゾリー氏の命懸けの挑戦を記録。専門家チームと共に旧知の親友や妻も同行した。
今回の撮影に際し、ロゾリー氏が着る防護スーツは本人とアナコンダ両方の安全面を考慮して設計された。
アナコンダは、まず強力な締め付けで獲物を絶命させる。その数値は90psiで大型のスクールバスを乗せられるのと同等の圧力。そのためスーツはカーボンファイバー製で肋骨部分が重点的に守られている。また、体内の強烈な胃酸から身を守るために、127種類の胃酸薬品でテストした化学防護服も装着。さらに、中世の騎士と同じような鎖かたびらは、ヘビの鋭い歯を防ぐ役割を担っている。
この多層構造の中には、計測用のベルトも着用。