2015年1月27日 07:00
インフルエンザやノロウイルスから身を守る - 冬の体調管理に新たな"味方"
そのほか、ノロウイルスをはじめ、様々な病原体に対して発症抑制効果を示すことが報告されている。
北海道大学の島崎敬一名誉教授によると、「ラクトフェリンは、体がもともと備えている防衛・防御反応を支えている“防波堤”のようなものではないかと考えられます。疲れがたまったりすると、免疫系に“隙”ができます。そんなときには、栄養と十分な睡眠をとるのが有効ですが、ラクトフェリンを摂取するとさらに良いでしょう」と解説。そして、「実際に、ラクトフェリン摂取によって、風邪にかかりにくかったという調査結果も出ています。特に加齢や運動不足、ストレスなど、免疫力が落ちる要因がある人にとっては、ラクトフェリンの常日頃からの摂取が免疫系の補強に作用し、細菌やウイルス感染による病気への備えになると言えるでしょう」と話す。受験生が多く通う学研CAIスクール港中央校では、塾生に対してラクトフェリン入りのヨーグルトを配布して食べさせているという事例もある。ラクトフェリンは、ヨーグルトなどに配合された形で商品が売られている。
受験本番に備え、ラクトフェリンを体調管理に取り入れてみてはいかがだろうか。
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