2015年1月27日 08:00
「日本のヒューマン・テクノロジーは世界一」 - シンガポールの日本通キャリアウーマンの働き方
アジア10カ国に拠点を持つマーケティング・リサーチ会社のシンガポール支社で働くイロナ・ルーさん。日本のクライアントも多く、昼休みに日本語のプライベートレッスンを受けるほどの勉強家。34歳にして社長直属の4人の幹部のうちの1人に抜擢された彼女に話を聞きました。
■これまでのキャリアの経緯は?
大学では社会学と心理学を学びました。卒業後、メガバンクに就職し、投資部門の営業として1年働いた後、10年前に今の会社に入りました。現在はオペレーション・マネージャーとして、チーム全体を統括しながら、私自身もセールスを担当しています。クライアントには日本の企業も多く、食品、化粧品、銀行からショッピングモールまで、多岐に渡ります。アジア各国や欧米などへの海外出張も年に4~5回あり、多忙な毎日です。
■現在のお給料は以前のお給料と比べてどうですか?
一般的に、前職の銀行の方がマーケティング業界より給料は高いです。今のサラリーは同年代のビジネスマンと比べたら、それほど良くはないかもしれませんが、非常にやりがいのある仕事とチャンスを与えてもらっていることに満足しています。
■今の仕事で気に入っているところ、満足を感じる瞬間は?
私の裁量に任されている部分が大きいので、自分で仕事のやり方をコントロールできるところが気に入っています。