世界の男性にナンパ術とデート術を伝授するジュリアン・ブランクなるアメリカ人が、世界中から非難を浴びている。とりわけ日本人の女は、白人であれば誰でも簡単にヤレる。ポケモン、ピカチュー、トモダチの3つの言葉さえ口にしていればいい、というのが、そのすご腕のナンパ術であるらしい。日本ではその入国を巡って、3万8,000人もの署名が集まったそうな。どっちもどっち、ヒマだよねぇ。
もっとも誤解を恐れずに言うなら、まったくのデタラメではないなぁ、と感じたのは、はたしてボクだけだろうか? おそらく本国では相手にされないであろう外国人が、この日本には多いのもまた事実だ。そして、そうした輩が、夜の歓楽街で日本人の女の子に、かなりモテていると感じるのは、これまたボクのヒガミというものだろうか? まぁ、そんな尻軽の女の子に、興味はないのでいいのだけれど……。
それにしても、ここで怒らなければいけないのは、大和撫子ではなく日本男児だと思う。
同胞の女の子がバカにされているからではない。同胞の女の子がピカチュー、ポケモンと叫ぶ、白人ならぬ白痴男に日本女性が熱をあげ、蹂躙されているのだとしたら、それは日本男児が白痴男より下に見られていることに他ならないからである。