『ガキ使』最年少作家・白武ときお氏が思い描く“お笑い第7世代”との未来
そういう状態が続いていたので、楽しいことだけできるわけではないんだな痛感しました。ひとつ面白い番組があり、ほかは仕事としてやるというプロフェッショナルもあると思いますが、なるべくなら楽しいことだけやりたいので、霜降り明星やかが屋らと、小さい場所でも楽しくできる場所をつくって挑戦するようになりました。テレビは偉大な先輩が多く、なかなか20代の作家が参入できない状態が続いていますが、ほかのところでやっていたら少しずつ呼んでもらえるようになったという感じです。
――放送作家の仕事って最高だなと感じる瞬間を教えてください。
昔から罰ゲームを考えるのが好きだったので、自分が考えた罰ゲームですごいセットが組まれて、例えば出川(哲朗)さんがそれをやるとか。罰ゲームを考えてリアクションを楽しむという、自分が学生時代からやってきたことが仕事になってお金を生んでいると思ったら、素敵な仕事だなと思います(笑)。毎年、「笑ってはいけない」シリーズの罰ゲームのコーナーを担当しているので、一流の芸人さんが挑戦するものにアイデアを出して実行してもらえるのは楽しいです。
●「ムーブメントを起こすパワーのある総合バラエティを」