2015年2月10日 10:33
猫好きも知らない東京隠れ猫スポット"招福民芸館"は見た目も中もスゴかった
との事だが、ザッとカウントして今はその半分程度、それでも推定1,000種程度の品ぞろえではなかろうか。
全国各地に招き猫があり、特に焼き物の産地を目指すと、その地域特有の招き猫に出会えるそう。素材だけでなく、猫の表情も地域によりさまざまで面白い。早速展示されていた招き猫たちをいくつか見てみよう。
これは東北の招き猫。
「同じ猫でも東北の猫っていう感じがするでしょう……?」という女性の投げかけに「そうですね」と答えてもう一度ジッと眺めるも、答えが出る気配がしない。
「アッ! これも東北ですね、東北っぽい!」
というジャッジメントもむなしく、「こちらは京都のです……」。少し狐っぽい表情が京都風なのだそうで「あ、そう言われれば」と都合よく返すも、素人目には全く地方色がつかめないのが正直なところ……。
奥が深い。
これは福岡・博多の招き猫だそう。
そういわれて見れば確かに全盛期の森口博子(博多出身)に似ている……ような。
お、奥が深い。
○変わり種も充実
海外への輸出用に作られた招き猫は、やはり海外を意識したのかやや洋風な顔立ち。分かりやすいものではブーツに洋風の猫がインしているタイプもあった。