2015年2月17日 13:08
円安なのに輸入品が安くなるカラクリ! その秘密をKODAWARI代表取締役・田村洋祐氏に聞く!!
iPhone 5シリーズでもそこそこ売れました。固定ファンもいます。ところがこれまで2,000円前後だった商品が、今の為替レートで考えると3,000円くらいになってしまいます。3,000円を超えると、ちょっと印象が変わりませんか?
――たしかに、買い手の意識としてもワンランク上のものを求めますね。
田村 そうなんです。2,500円~3,000円前後になると、一気に割高感がしてきてしまうんですね。これではいくら使い勝手がいいからって、お客様が本当の意味で満足できなくなってしまうんです。「円安でいろんなものの物価が上がってるからこんなもんかな。
ちょっと高いな。」って思ってしまうんですね。CAZEはたしかに競合製品と比べて質が良いのですが、今はどこのメーカーも昔と違って良質なものを作っています。プロのバイヤーレベルだと「これは良いケースだね」と納得して頂けるのですが、一般の方ではそこまでの差は感じないかもしれません。CAZEは、そういった繊細な違いで勝負してきたケースです。僕は常にユーザーの立場で商品を見ることにしているのですが、少しだけ作りが精巧なプラスチックのiPhoneケースに対し余分に1,000円以上を払うかと言われると……たぶん、僕なら2,000円しない安い方を買うと思うんです(笑)。