山下美月、「乃木坂46に甘えちゃいけない」『映像研』に強い思い
演じるのではなく「山下美月」が出てしまいそうになるので、自分と反対だったり、「わからないな」という性格の役の方が演じやすくて。しかも、今回演じたツバメちゃんは、他の2人に比べると口調やクセが強いわけではないので、スタッフさんからも「1番難しい」と言われていました。それで「ハードルが高いな」と思っていたんですけど、演じてみたら楽しかったですし、気持ちの変化など、理解できる部分はたくさんありました。まっすぐで芯を貫く姿は、自分と同じだなと思いました。
――どんなところが「1番難しい」という点だったんですか?
他の2人のキャラクターが強いので、3人でいるときにツバメちゃんのキャラが弱く見えてしまうんじゃないかということについては、すごく考えました。でも、原作を読むと、全然弱さを感じないんですよ。それはツバメちゃんの目力や、キリっとしたかっこよさが光っているということなんだと思い、私もツバメちゃんが1人で画面に映ると空気が変わる感じ、流れが変わる感じを出せればいいなと意識しました。――今回演じたツバメはアニメーター志望でしたが、これまでに印象に残っているアニメはありますか?
『ミイラの飼い方』というアニメです。