2015年2月20日 12:40
"ハイレゾ対応"したDAWソフト「SONAR」新バージョン発表-「月額制」とは異なる購入形式「メンバーシップ制」を導入
機能について、デモを交えて解説。同機能はクリップの分割や移動を行うことなくタイミングを修正できるもので、ガイドとなるトラックを指定したあとノブを回して「レンダリング」ボタンをクリックするだけで、ズレているボーカルのタイミングを自動的に合わせることが可能だ。
次に紹介されたのは、ソフトの操作性を向上させる「コントロールバー」。ウインドウ上部に並ぶモジュールを簡単に追加、表示、整理でき、5段階にサイズを切り替えることが可能。すべてのモジュールを「最小化」すると、モジュールにマウスを合わせるだけで設定画面がポップアップするほか、「オート」ではドラッグでリサイズすることでモジュールのサイズがダイナミックに切り替わるという。
続いて、デジタルミキサーの"シーンメモリー"のようにクリックひとつでミキシングを簡単に切り替えて比較できる「Mix Recall」が紹介された。これは、ミキシングを複数保存することで、異なるエフェクト、バスプロセスの比較試聴を簡単に行える機能で、異なるプラグイン音源やエフェクトを差し替えて比較したり、異なるミックスをまとめて書き出すという作業を同じプロジェクト内で行うことが可能となっている。