くらし情報『「将棋電王戦FINAL」開催までに読んでおきたい電王戦ガイド【ソフト編】人間vsコンピュータ最後の戦いへ』

2015年3月10日 09:30

「将棋電王戦FINAL」開催までに読んでおきたい電王戦ガイド【ソフト編】人間vsコンピュータ最後の戦いへ

第5局 4月11日(土)9:30 会場:東京・将棋会館
▲阿久津主税八段 vs △AWAKE(第2回将棋電王トーナメント第1位/開発者・巨瀬亮一)

今年も昨年と同じく、日本各地を巡っての戦いになる。本記事では主にコンピュータ側からの視点で、これら5局の展望を語っていきたい。人間側については、もうひとつの展望記事「プロ棋士編」を参照していただきたい。

●第2回、第3回の出場棋士の平均年齢は30を超えていたが、今回の平均年齢は26

○迎え撃つコンピュータ

「将棋電王戦FINAL」では、昨年11月に行われた「第2回将棋電王トーナメント」の上位5ソフトがコンピュータ側の代表として戦う。特徴的なルールである「ソフトの事前提供」は前回と変わらない。これは本番と同じ仕様のソフトを事前に棋士に貸し出すというもの。プロ棋士はそれを使って本番となる対局前に、自由に対局して研究をすることができる。対して開発者は電王トーナメント終了後の一定期間のみ改良が認められ、その後はプログラムに手を加えることができない。


このルール、当然ながらコンピュータ側にとって厳しい条件だ。事前に不利になる順を見つけられ、再現性を確立されればそれが本番でも通用してしまう。

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