2015年3月11日 12:00
CLOUDIAN×Hadoop=スマートデータ で実現する「スマートサポート」とは
として格納し、“意味”を持たせることはできません。そのデータがどのようなものか、どういった特性を持つかは、ストレージの外にあるアプリケーションなどで管理する必要があります。
一方、オブジェクトストレージ技術は、データを「オブジェクト」として格納したうえ、属性情報である「メタデータ」も保管しています。このメタデータを活用することで、高度なデータ管理を可能としています。
このデータに意味を持たせる“スマートデータ”の考え方は、高速かつ高度な分析においては非常に重要です。
通常の分析では、“ある期間のデータ”であるとか、“対象となるシステムを限定したデータ”であるとか、何らかのフィルタが必要です。これまでは、すべてのデータを読み出したうえでフィルタをかけていました。
オブジェクトストレージであれば、事前にフィルタをかけることが可能となります。
しかもCLOUDIAN HyperStoreとHadoopの組み合わせであれば、収集・格納から分析までデータを複数のシステム間に移動する必要がないため、非常に効率のよい分析が実現できます。
○3つの特徴を備えたユニークなストレージ
── CLOUDIAN HyperStoreを活用するメリットとは
Turner氏3つのメリットがあります。