2020年10月29日 19:19
井頭愛海、鬼の難役で流した涙と心の支え「気持ちがあふれ出た」
『鬼ガール!!』の撮影場所は、“超”地元です。実家から現場まで通える距離で、遠足で行ったことがあるところとか、自分にとってゆかりのある場所で撮影できたのは安心感がありました。
○■『アニー』に感動したあの日
――2012年の「第13回全日本国民的美少女コンテスト」審査員特別賞でデビュー。ご両親は、芸能界入りに最初から好意的だったんですか?
小学校6年生の頃で、両親からは「芸能界以外の道もあるから」と言われながら、最後のオーディションとして参加しました。「受かるわけないだろう」と思っていたんでしょうね(笑)。芸能界への憧れを抱く娘に対して、いろんなオーディションを探して受けさせてくれていたんですが、その小6のタイミングで「別の道もあるよ」と。基本的にはずっと応援してくれていました。
憧れを抱くきっかけになったのは、ミュージカル『アニー』。
同年代の子たちがステージ上でキラキラしているのがすごく楽しそうで羨ましくて、「私もこの世界に入りたい!」と思うようになりました。それまでは看護師、保育士、警察官、医師とかとにかくいろいろな職業に興味があって、俳優業は作品を通してあらゆる職業に携わることができるので、そこも魅力的でした。