2015年3月17日 12:00
兼業まんがクリエイター・カレー沢薫の日常と退廃 (3) "兼業まんがクリエイター"の日常を徹底解剖
下のグラフが私の今現在の、平日と休日のタイムスケジュールである。
これを見てまずわかることは、図のセンスがなさすぎる。線1本、色1色どれをとってもダサい。われながら、親に年間75万の授業料を出してもらい、デザインの専門学校に2年通わせてもらってこれかと思うと、3秒以上は直視できない代物である。子どもが望む勉強をさせてあげるのも親の愛だが、その学校(クリエイティブ系専門学校は特にヤバい)で自分の子どもが本当に頑張れるのかを(就職するのが嫌で時間稼ぎしようとしてないか)クールすぎるほどに見定めてから送り出してやるべきだろう。
脱線してしまったが、これが漫画家兼会社員として働く私の1日だ、原稿製作数は多少変動するが大体月産50ページ、家族構成は会社員の夫と2人暮らしである。
○平日の場合
まず平日を見ると、睡眠、会社、原稿以外ほぼ何もしていないように見えるかもしれないが、その通りである。睡眠を削るほどではないが、他のことは何もできない、というのが現状だ。
睡眠時間は常に6時間から7時間、たとえやらねばならぬことがあっても、眠いと何もできないので「残りは明日の自分がやる」と割り切って寝る。