2015年3月30日 17:31
ストレスによる胃腸トラブル対策に! - 乳製品乳酸菌飲料「BF-1」がコンビニ販売を開始
さらに、2015年1月に発表された同社と東邦大学医療センター大森病院の瓜田純久教授らとの共同研究により、「機能性消化管障害」や「機能性ディスペプシア」への効果も確認されている。
「機能性消化管障害」とは、炎症などの器質的な異常がないにもかかわらず、胃がもたれる、胃が痛む、下痢や便秘を繰り返すなどの不快な症状が表れる疾患。その中でも胃に不快な症状が表れる「機能性ディスペプシア(略称 : FD)」は、保険病名を獲得するほど関心が高まっており、日本での患者数は推定で1,500万~3,000万人と言われるほど患者数の多い疾患だ。FDは、「慢性胃炎」や「神経性胃炎」とも呼ばれていた疾患で、主な症状には胃が痛む心窩部痛(しんかぶつう)と胃がもたれる食後愁訴があり、その原因にはストレスや胃酸の出過ぎ、胃の運動機能の異常・知覚過敏などと考えられている。しかし、原因がはっきりしないことが多く、治療法も確立していない。
前述の共同研究では、FDを含む機能性消化管障害の重症な患者を対象に、「B.ビフィダムY株」を含む乳酸菌飲料を1日100ml、4週間毎日飲んでもらった結果、腹痛、下痢、便秘、胃もたれなどの消化管の不快な症状が改善され、飲用中止4週間後も効果が持続したことが分かっている。