2015年4月18日 10:00
ソフトバンクが日産の超小型モビリティを利用した地域振興協力 - 奈良県の明日香村で"MICHIMO"がグランドオープン
ソフトバンクモバイル協力のもと、奈良県高市郡明日香村の明日香村地域振興公社は、4月17日に超小型モビリティレンタルサービス事業「MICHIMO」をグランドオープンした。
MICHIMOは、2014年10月にプレオープンしていたサービスで、iPad miniを備え付けた超小型モビリティをレンタルし、飛鳥地方を簡単に周遊できる。
超小型モビリティは、ホンダなども開発を行っているが、今回のサービスでは日産が開発した小型の電気自動車「NISSAN New Mobility Concept」を利用している。この小型電気自動車を利用した商用サービスは全国で初めて。定員2名、全長2340mm×全幅1230mm×全高1450mm、車重500kgと小型ながら、最高速度は約80km/h、航続距離は最長100kmとなる。なお、利用するには普通自動車運転免許が必要だ。
利用料金はプレオープンの実績を踏まえ、1日乗り放題、8640円のみのコースから、新たに「3時間コース」と「5時間コース」を新設。3時間コースが3240円、5時間コースが5130円となり、より気軽に利用できるような価格体系とした。
明日香村は、飛鳥時代に飛鳥京があった土地で、高松塚古墳など、多数の古墳や遺跡が点在している。