くらし情報『日本マイクロソフト、慶應義塾大学とSkypeを使った遠隔授業の共同研究』

2015年4月22日 10:34

日本マイクロソフト、慶應義塾大学とSkypeを使った遠隔授業の共同研究

○文部科学省報告が提示する基準への適合と、研究成果の公開

文部科学省「高等学校における遠隔教育の在り方について(報告)」では、「音声を重視した上で、社会的に受け入れられるコストと品質」での遠隔授業システムの普及を推奨している。「高校遠隔授業汎用モデルon Skype for Business」は、同報告書が提示する基準への適合を目指し、遠隔授業を実施する際に最低限用意すべきICTサービス、機器、通信環境、授業運用ノウハウ、ICTサポート体制の情報を体系化して公開する。

○遠隔授業の普及と、子供たちの学びの多様性の実現を推進する活動の実施

両者は2015年度より全国の教育委員会や各学校で実施される遠隔授業の支援活動を行う。活動の一つとして、2カ国の教室間をSkypeで接続し、子ども達が英語でヒントを出し合って、お互いの国を当てる交流学習、「Mystery Skype」の活用支援プログラムを開始する。

なお、慶應大学SFC研究所プラットフォームデザイン・ラボは、これまで全国各地の高校においてICTを活用した遠隔授業の実証研究を推進しており、システム開発、適切な授業の進め方、適切な通信環境、社会受容可能なコストなど、遠隔授業の実用化に向けて取り組んできた。

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